1、加算を取得
2、登録ヘルパー重視の賃金形態
3、賃金形態をわかりやすくする
4、業務の簡略化・効率化
5、固定費を最小限に抑える

1、加算を取得

訪問介護事業は、国から単位数(金額)が決められているため、加算を取得すればそのぶん人件費に充てることが出来ます。

2、登録ヘルパー重視の賃金形態

訪問介護事業所では人件費率を75%、経費を20%、利益5%程に設定しているところが一般的です。
(人件費には、社会保険料の会社負担分、有給休暇なども含みます)
介護保険制度で単価が決まっている以上、あとはどのように配分するのかで賃金に違いが出ます。
多くの企業は登録ヘルパーの賃金を抑え、そこで生まれた利益で正社員の人件費(社会保険料会社負担分やボーナス等)を捻出しています。
そのため、還元率で見た際は登録ヘルパーが一番損をする形になっています。

対してポプリでは還元率の均一化を図ることにしました。
これにより社会保険料の会社負担分を考慮しないで済む登録ヘルパーが得をする賃金形態にしました。

例えば5000円の売上のケアを2件(身体2✕2件)訪問し、売上10,000あったとすると、以下のような分配になります。
両者とも人件費率75%の運営方針ですが、登録ヘルパーの賃金には大きな差が生まれます。

多くの事業所ポプリ
(人件費率75%の内訳)
登録ヘルパー  2,000円✕2=4,000円
常勤社員    1,000円✕2=2,000円
サ責       500円✕2=1,000円
管理者      250円✕2= 500円
(人件費率80%の内訳)
登録ヘルパー  3,000円✕2=6,000円
常勤社員      
サ責       500円✕2=1,000円
管理者      250円✕2= 500円

賃金形態をわかりやすくする

3、賃金形態をわかりやすくしております。

多くの事業所ポプリ
給与・基本給
+処遇改善加算
+交通費(実費)
+移動時間
+待機時間
・ケア内容により固定
・処遇改善加算込み
・交通費込み
・移動時間給込み
・待機時間給込み
違い・加算を見越して基本給を低くする必要あり
・効率的に回る程会社が得をする
(交通費・移動時間等を減らせる)
・最初から支払える限界値を提示可能
・効率的に回る程ヘルパーが得をする

業務の簡略化・効率化

出来る限り重複業務を減らす事で効率化を図ります。また、ケアの効率、移動効率、それらを高め続ける事によりヘルパーの収入を上げていきます。
前述の通り、当事業所のでは、効率化を進める程ヘルパーが得する賃金体系となっております。近場のケアを連続で入る事ができればダイレクトに恩恵を得られるのです。
訪問介護はその性質上『ケア(利用者)数が倍になると効率も倍になる』『ヘルパーが倍になると、効率が倍になる』という法則があります。
また、ケアが増えれば増えるほど、ヘルパーが増えれば増えるほど効率的なルート(訪問順)が出来上がるため、会社の成長に比例してヘルパーが得する事業所を目指します。

固定費を最小限に抑える

会社は『売上-経費(固定費・変動経費・人件費)=利益』の形で成り立っています。
人件費を上げる為には、固定費は小さければ小さいほど良いのは間違いありません。
特に事業所立ち上げ直後にかかる固定費を抑えることで、従業員への高い給与を維持しつつ早期黒字化を目指します。